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 ※月1000件の訪問診療はウェブサイトの誤植です。訪問診療件数の実績はこちら。

2010年7月31日土曜日

2.5人称の医療

  2010年7月30日、31日と東京で開催された第42回日本医学教育学会大会に参加しました。

  演題には多数のご質問、ご意見をいただき、ありがとうございました。たいへん示唆に富むものばかりで、勉強になりました。

  質的研究は主要テーマのひとつですが、さらに研究を進めていきたいと思います。

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演題/研修医は医療者側の意向を受け入れされる行動に出ている―ポートフォリオ作成支援のSCATによる質的分析 
演題/英語の壁を乗り越えるためのエビデンスに基づく日本語データベースの必要性
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  ノンフィクション作家の柳田邦男さんの講演を拝聴させていただきました。印象的かつ具体的な事例を挙げながら、専門家が陥る落とし穴とその解決策について、重要なご指摘をいただいたと思います。

  今回の質的研究の演題も、3人称の医療に陥りがちな問題点を指摘するものでした。医療の中だけで解決しようとしてしまうことは、現代の医療現場において深刻な問題になっていると感じています。

  2.5人称の視点を取り入れた医療とはどんなものか、さらに模索していきたいと思います。

2010年7月17日土曜日

サイトビジット

  湯沢町保健医療センターへ、家庭医療後期研修プログラムの研修医を訪問しました。現在の研修だけではなく、今後の研修の組み立て方や将来のキャリアにまで話題が尽きませんでした。

  経験年数を経るに従って、研修と業務の線引きが難しくなります。現場では頼られる存在になり、希望する研修は受けにくくなっていきます。

  施設運営と研修プログラム運営、求めるものと求められるもの、バランスはいつも難しいもののようです。おつかれさまです。

2010年7月13日火曜日

ジェネラリストのこれからを考える会 第6回ワークショップ

  7月10~11日に福知山市で開催されたワークショップに参加しました。

  ジェネラリストとは、プライマリ・ケア関連領域の教育や幅広い健康問題に対応できる臨床医のことです。学生からベテラン開業医まで、幅広い年代の総合診療、家庭医療、プライマリ・ケア領域で活躍する「ジェネラリスト」がワークショップに参加されており、熱い意見交換が交わされました。

  次回は1月8-9日沖縄県で開催予定とのことです。