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こちらもどうぞ。
クリニックの窓 ~教えて、開業医のホント~(2014年4月号)
わが街の医療最前線(2012年10月23日日刊ゲンダイ掲載記事)
 ※月1000件の訪問診療はウェブサイトの誤植です。訪問診療件数の実績はこちら。

2012年5月31日木曜日

治療を打ち切る絶望と在宅で生活する希望のはざまで

  明日6月1日17:30から、名郷院長が多摩総合医療センターで緩和ケアの講演 「治療を打ち切る絶望と 在宅で生活する希望のはざまで」を行う予定です。

  EBMの視点だけではなく、ナラティヴや構造主義の視点を盛り込みながら、興味深いテーマとなっております。

  在宅医療には希望があるのか?対象者の方はお見逃しなく。

  新たに作成した「訪問診療依頼書」もご案内させていただく予定です。

2012年5月24日木曜日

日本小児科学会推奨スケジュール改訂

  「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」が改訂されています。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール
  ヒブワクチンの追加接種(4回目)を12か月からの早期に接種すること、水痘ワクチン2 回目を18 か月以上2 歳未満に接種することなどを推奨しています。

  PDFにてご覧いただけます。ご参照ください。

2012年5月22日火曜日

夢の診療支援システム

  日本医事新報の2012年3月31日号に、「これからのプライマリケア医に必要なこと」という座談会が掲載されています。
プライマリケア・マスターコース 1周年記念座談会 
これからのプライマリケア医に必要なこと
  名郷院長が松戸市のわざクリニックの和座一弘先生、水戸地域医療教育センターの徳田安春先生と対談しています。ぜひご覧ください。

  ドクターベイズについて「夢の診療支援システム」として紹介されています。
やはり誰かのエビデンスを使うよりは、自分のセッティングによるエビデンスを使ったほうが圧倒的によいです。
(武蔵国分寺公園クリニック 名郷直樹院長)  
このシステムは素晴らしいと思います。
(水戸地域医療教育センター 徳田安春先生) 
診療支援システムの話は、(中略)私たちが1つの夢というか、1つの道として、目標とすべきことではないかと思います。
(わざクリニック 和座一弘先生)
  他にも診療支援システムの例として、有用なものがいくつか紹介されています。

ドクターベイズ 

2012年5月18日金曜日

停電対策

  夏に向けて、停電した際の保冷対策について検討しています。保冷効果がどの程度維持できるか、自記式の温度計を使って実証試験をしています。

 
  薬品の在庫が増えてくると、突然の停電はちょっと恐ろしいです。今後は、クリニックの節電対策も検討していきたいと思います。

2012年5月17日木曜日

ワーファリン対応しました

  ワーファリン(ワルファリン)服用中の方が受診されるようになりましたので、PT-INR測定機器を導入することになりました。


  訪問診療時に在宅での測定も可能です。心疾患などでワーファリン内服中の方も、ぜひご利用ください。

2012年5月8日火曜日

臨床研究のABC

  院長の著書「臨床研究のABC」が重版となりました。臨床研究に取り組もうとする方々に、長く親しまれているようです。

  書評は神戸大学医学部感染症内科教授の岩田健太郎先生のブログから。
楽園はこちら側
臨床研究のABC(名郷先生)  ある雑誌に頼まれて、書評を書きました。これは良い本です。 明日から臨床大好きなあなたも、臨床研究したくなる。 神戸大学 岩田健太郎
  興味がある方はぜひどうぞ。

臨床研究のABC
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名郷 直樹
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2012年5月4日金曜日

地域医療実践のための「5の軸」

  地域医療を実践する上で、われわれがひとつの指針として大事にしている「5の軸」をご紹介します。

5の軸
  1. 患者によって自分を変える。
  2. 患者や問題の種類により差別をしない。
  3. 生物学的問題だけでなく心理社会的問題も重視する。
  4. 臓器・ヒトにとどまらず、家庭・地域も視点とする。
  5. 診察室に来ない人のことも考慮する。
  地域医療の実践だけではなく、学生・研修医教育の際にも参照できる指針となっています。

  他にも、0の軸、1の軸、3の軸、五十嵐の10の軸、12の軸とありますが、またいつかご紹介したいと思います。

2012年5月2日水曜日

鼎談「差異と診断」

  JIM 4月号(医学書院)に池田清彦先生、岩田健太郎先生と名郷直樹院長の鼎談が掲載されています。
JIM 2012年4月号◆JIMで語ろう
池田清彦×名郷直樹×岩田健太郎 鼎談
「差異と診断」(前編)
  「差異性を切り捨てることによって、役に立つ、便利な部分に特化してゆく。その便利さを抜きにしては科学も医学も進歩できません。ただ、どういうふうにして捨てるのが最も良いのかについては敏感でなければなりません。」

  効率的な診断のための差異性の切り捨てと、それによって失われるものについては、常に意識的になる必要があるでしょう。

  ドクターベイズについても紹介されています。診断の可能性を排除せずに示すコンピューターと、可能性を絞り込む経験ある医師とが、得意分野を生かしながらうまく診断プロセスを進めていけるとよいのかもしれません。