川崎市立多摩病院の薬剤師のみなさんが、抄読会を開催されているとのことで、お招きいただきました。
会をはじめたばかり、とのことで、模索しながら取り組んでおられるようでした。
夜にも関わらず、初期研修医を含めて多数参加されていました。
今回のテーマは抗癌剤の副作用でみられる皮膚症状のひとつ、手足症候群(hand-foot syndrome)について。具体的な症例の疑問から文献検索を行い、2012年のランダム化比較試験を批判的吟味するという内容です。
非常に熱心に取り組まれており、感銘を受けました。ぜひ、長く続けていただきたいと思います。こちらからは、担当者や参加者に負担にならないジャーナルクラブについて、コメントさせていただきました。
後日いただいたメールの一部をご紹介したいと思います。(ご承諾ありがとうございます。)
後日いただいたメールの一部をご紹介したいと思います。(ご承諾ありがとうございます。)
昨日の抄読会について薬剤部の方々に聞いたところ、楽しかったとのことです。 このような抄読会ならやっていけるという意見もありました。 今回のように隣同士で意見をだし合うなど、今まで行ったことがない方もいたので楽し かったようです。
英語はきらいだからあまり読みたくないような人から、今度から当日文献を渡して、その場で行う方が言い、そして今回のようなワ ークショップでやってもらいたいとの話があったので、驚きました。
いつも、仕事中は病棟の業務に追われ、調剤に追われ、先輩に怒られる姿しか見ていな かったので、発表の内容や姿を見て、新たな一面を発見できることができました。
今回は、一つの抄読会を行うことで、色々な事を学び、発見することができました。今後も、個々の薬剤師に負担がかからないように、楽しく抄読会が継続できるようにし ていきたいと思います。これからも、ジャーナルクラブの支援を続けていきたいと思います。