これまでドクターベイズの実地運用3年で指摘されてきた問題点について、プログラム改訂や運用の見直しを実施しました。
主な改善点は以下の通りです。
修正用ベイズの導入
いったんドクターベイズで登録されたコードを簡単に修正できるよう、新たに開発した修正用ツール(修正用ベイズ)を導入します。修正用ベイズを常時起動させ、通常のドクターベイズと並行して運用します。
これにより、従来型で発生していたコード登録時のエラーを少なくなり、起動も速やかになります。
事前確率の直接表示
診断入力時に参照できる診断候補リストの頻度表示を、受診理由に対応する「事前確率」表示へと変更します。
これにより、医療機関独自データの事前確率を参照しながら、診断することが可能となります。
一括転帰入力
複数のプロブレムに対する「改善・治癒」の転帰入力が、ボタンひとつで一括して行うことができるようになります。
家族検索登録
家族構成員の検索・登録が一括で選択・登録することができるようになります。
これまでの問題点がひとつひとつ改善されています。
使いやすい診療支援システムへ向けて、今後も地道に改訂を続けていきたいと思います。
ぜひ、導入をご検討ください。