第3回国家公務員共済組合連合会病院臨床研修指導医養成講習会(主催責任者:シミュレーション・ラボセンター 中西成元先生)が虎の門病院で開催されました。
今回は医師臨床研修制度を経験した若手医師も多数参加されていました。2日間で16時間以上の講習時間という、相変わらず過酷な講習会でしたが、最後まで熱心に議論を交わしていただきました。
講習会はグループワークを繰り返し行うスタイルで進行します。
南砺家庭・地域医療センターの室林治先生には、「困った研修医のアプローチ」をテーマに、小グループ学習の手法をご紹介いただきました。いつも魅力的なプレゼンテーションありがとうございます。
揖斐郡北西部地域医療センターの吉村学先生には、評価のセッションを担当していただきました。これまでの地域医療現場での豊富な経験から、360度評価、Mini-CEXなどの評価ツールを活用する方法をご紹介いただきました。いつもご協力ありがとうございます。
企画責任者は院長の名郷。このアウトカム基盤型教育プログラムは20回以上開催しています。教育スキルを細切れに伝える講習会が多い中、われわれは講習会全体をひとつにパッケージ化し、より大きなメッセージを伝えることができるような構成にしています。
臨床研修制度開始直後に比べて、現場での指導の重要性が浸透してきていると感じます。指導医養成は初期段階からさらにステップアップする指導医にも対応していく必要性を感じました。
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